うつ病の原因を知って対策と予防に役立てていこう

治療の進め方

医師と患者

うつ病の原因を知り、本人にも病気であることを理解してもらうことが治療の第一歩になります。治療の中で最も重要視されているのが休養なので、薬物療法や心理療法と組み合わせて治療効果を高めていきます。うつ病の治療を開始する前にまず、医師による問診があります。うつ病は頭痛や食欲の低下など体にも影響を及ぼすので内科を受診しがちですが、血液検査や他の検査をしても原因が掴めません。本人はうつ病と知らないのでたらい回し状態でしょう。うつ病は周囲の人が病気に気付くことも重要ですし、本人もうつ病かもしれないと疑うことが大切です。精神科や心療内科では、なぜうつ病になったのか原因を探っていきますが、いつから症状が出ているのか、どのような症状に悩んでいるのか、症状が出た原因ときっかけは何なのか等診断に必要な質問を投げかけます。他にも家族歴や既往歴、元々持っている患者の性格を逐一質問します。これらの質問に対し、どれがうつ病の引き金になったのか洗い出すと元となる元凶が絞られてきます。もっと掘り下げると今患者に必要な治療と薬の処方を正しく行なえるので、最初の診察は一番手が抜けません。

うつ病の原因がわかると本格的な治療に入ります。ここで活躍するのが精神とうつの状態を安定させる薬になります。薬を使った薬物療法は低下していた意欲の向上と、脳内で分泌されるセロトニンとノルアドレナリンを調整するために使用します。薬の中には幅広く対応するタイプもあり、うつ病の治療に欠かせないものばかりです。これらの薬を患者の症状に合わせて服用をすると症状が落ち着き、やがて元気になるでしょう。加えてマイナスな思考と考え方を正す認知療法や不安を軽減するのが目的の指示的精神療法、対人問題の解決に素早く対応できる能力とストレスなく人間関係が築けるように仕向ける対人関係療法をプラスすることでより根本的なうつ治療ができます。ただ一番は、じっくり休むことなので効果が高い治療をしても忙しく動けば意味がなくなります。仕事や学校のことは一旦置いといて長期休養を取るといった行動もうつ病をこれ以上悪化させないためのポイントです。

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